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鍼灸の古典「難経」のお勉強コーナー
~参考文献~
「難経入門」遠藤了一著 オリエント出版社 「難経ハンドブック」池田政一著 日本の医道社
「難経の研究」木間祥白著 日本の医道社 「難経本義」山下詢訓 名著出版
「わかりやすい難経の臨床解説」杉山勲著 緑書房 「ハイブリッド難経」割石務文著 六然社
「難経解説」東洋学術出版  「意釈八十一難経/小曽戸丈夫+浜田善利 共著」築地書館
「経絡治療 難経を学ぶ」名越礼子 経絡治療学会 「難経真義」池田政一著 六然社
図説 難経~易経と難経 西岡由記著 宝栄出版 「難経鉄鑑」広岡蘇仙著・伴尚志訳 たにぐち書店


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 経絡~十五絡脈

二十六難曰、経有十二、絡有十五、余三絡者、是何等絡也。
然、有陽絡、有陰絡、有脾之大絡。
陽絡者陽之絡也、陰絡者陰之絡也。
故絡有十五焉。


二十六難に曰く、経は十二あるに、絡は十五あり。余りの三絡は是れ何等の絡ぞや。
然り、陽絡あり、陰絡あり、脾の大絡あり。
陽絡は陽の絡なり。陰絡は陰の絡なり。
故に絡は十五あるなるべし。


/
経絡は十二でしょう。なのに、絡脈は十五あるでしょう。じゃあ、その他の三つの絡脈って、なんなの

/
うむ。それはね、陽絡と陰絡と脾の大絡の三つだね。
陽絡は陽脈の絡脈のことで、陰絡は陰脈の絡脈のことなんだよ。
だから、絡脈は十五あるというんだ。



参考:
『霊枢』経脈、九針十二原、百病始生
『素問』繆刺論




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